2021年1月5日放送 第5話 親子の謎を解け！半田 VS 京極

生活保護を受けたいと島岡光(佐野岳)が義経えみる（吉岡里帆）の働く東区役所にやって来た。うつ病を患う光は父親の話になると異常な拒絶反応を見せる。親族による援助が可能かを確認する“扶養照会”を頑なに拒否する光に頭を抱える生活課係長・京極大輝（田中圭）は、生活保護を認めるか否かの調査をえみるに指示。先輩ケースワーカー・半田明伸(井浦新)からアドバイスを得て、保護決定するために必死で扶養照会を説明するえみるだったが、質問に答えない光の態度に苛立ち、仕方なく、戸籍をもとに光の父親を調べると総合病院の院長・島岡雷（小市慢太郎）の息子だったことが判明。父親に収入があると判断した京極は、扶養照会を進めるよう指示するが、「慎重になるべき」という半田と意見が対立する。えみるから扶養照会することを聞かされた光は、激しく拒否。苛立つえみるは「決まりだから仕方ない」と、光の希望を突っぱねてしまう。新人ケースワーカー・桃浜都（水上京香）が担当する生活保護受給希望者・水原典子（広岡由里子）も扶養照会に難色を示していたが、都の説得に応じ、息子に扶養回答書を送ることに。しかし、息子から返信された封筒には「援助できません」と書かれた書類が入っていた。生活課から光の扶養照会の書類を受け取った雷は、光の現状を知り、早々にえみるを訪ねてやってくる。光の扶養を受け入れると話した雷の思いを光に伝えると光は激しく動揺し、住んでいたあおい荘を飛び出してしまう。えみる達は光を探すが、精神的に追い詰められていた光は、駅のホームに駆け込んでいた。やがて、光を探すえみるの元に1本の電話が入る。それは警察から光についての連絡を受けた京極からだった。

©柏木ハルコ・小学館／カンテレ