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映画「隠し剣 鬼の爪」

2月22日(火)よる 7:00~
※放送終了しました

たそがれ清兵衛に続き、藤沢周平の原作を山田洋次監督が映画化した人情時代劇。
東北の小藩・海坂藩を舞台に、秘剣“鬼の爪”を伝授された平侍がたどる予期せぬ運命と、信念と愛に生きる姿を描き出す。

映画「隠し剣 鬼の爪」

番組概要

たそがれ清兵衛に続き、藤沢周平の原作を山田洋次監督が映画化した人情時代劇。
東北の小藩・海坂藩を舞台に、秘剣“鬼の爪”を伝授された平侍がたどる予期せぬ運命と、信念と愛に生きる姿を描き出す。

【あらすじ】
幕末、東北の海坂藩に籍を置く片桐宗蔵は、女中・きえと再会を果たすが、幸せに暮らしている筈だったきえの、寂しげな後ろ姿に胸を痛める。ついに病で伏せるきえを背負い、自分の家に連れ帰るのだった。そんなある日、海坂藩江戸屋敷で謀反が発覚。首謀者の一人・狭間弥市郎は、宗蔵のかつての同門で、親しい友人だった…。

番組情報

【キャスト】
永瀬正敏/松たか子/吉岡秀隆/小澤征悦/田畑智子/高島礼子/倍賞千恵子/田中邦衛/光本幸子/田中泯/小林稔侍/緒方拳

【スタッフ】
原作:藤沢周平
監督:山田洋次

©2004 松竹/日本テレビ/住友商事/博報堂DYメディアパートナーズ/日販/衛星劇場

映画「隠し剣 鬼の爪」
映画「隠し剣 鬼の爪」
映画「隠し剣 鬼の爪」
映画「隠し剣 鬼の爪」

みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)

◎悪役も強烈な『隠し剣 鬼の爪』
山田洋次監督が語る時代劇の魅力

 『隠し剣 鬼の爪』は、大ヒットした『たそがれ清兵衛』に続く山田洋次監督の時代劇映画第2作だ。緊張感が全編を貫いていた『たそがれ清兵衛』と比べ、いい意味で肩の力が抜けた感じがあり、面白さという点ではこちらの方が上かもしれない。
 主役の永瀬正敏、ヒロインの松たか子も好演。見終わった後に、さわやかな感覚が残る作品だ。
時代と舞台は、前作同様、幕末の東北地方にある架空の藩「海坂(うなさか)藩」。主人公の片桐宗蔵(永瀬)は清兵衛と同じように、剣の達人でありながら、うだつが上がらない下級武士だ。物語の軸になるのは、宗蔵が友人の狭間弥市郎(小澤征悦)と剣を交えなければならなくなる藩内抗争と、宗蔵とかつて彼の家に仕えていたきえ(松)との身分の壁を超えたラブストーリーだ。
 美術監修の西岡善信、照明の中岡源権ら大映京都撮影所育ちのベテランスタッフは、今作も続けて参加。殺陣師と剣道の先生の協力で練り上げた対決シーンをはじめ、リアルでかつ美しく、迫力がある映像が楽しめる。
 敵役の家老を演じたのは名優、緒形拳。「悪人って魅力があるじゃない。そういう悪人を出せて、最後にばっさり斬り捨てることができるのが、時代劇のいいところかなあ」。数年前、山田監督に聞いた言葉を体現したような、斬り捨てたいほど憎々しい悪人を、見事に演じている。
 今回、見直して感じたのは、永瀬が演じた主人公の、最終的には組織に屈服せず、恋愛を含めて自分の生き方を貫く姿勢が、往年の西部劇のヒーローを思い出させることだ。
「ジョン・フォード監督の西部劇や、ゲイリー・クーパー主演の『真昼の決闘』、アラン・ラッド主演の『シェーン』などを感心して見ました」という山田の映画体験が、どこかで作品に反映しているのだろう。
ところで、映画の題名にもなっている「隠し剣 鬼の爪」とは、いったいどんな秘剣なのか? それは映画をご覧になって確かめてほしい。

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