
四季折々の風物を絡めながら、四人姉妹の妖しくも微妙な心の揺らめき描き、「源氏物語」の雄大な世界を現代に蘇らせたといわれる谷崎文学の代表作「細雪」。
舞台は、戦争の足音が近づく大阪船場の名家・藤岡家、そして限りない優雅さの中で生まれ育った美しい鶴子・幸子・雪子・妙子の四姉妹。文豪・谷崎潤一郎が、戦時体制のもと陸軍省報道部より連載禁止の目に会いながらも、去りゆく時代への哀惜をこめて完成させた長篇小説の映像化に、巨匠・市川崑が、みずみずしい感性と現代の視点から挑戦する。
出演は、本家の長女・鶴子に岸恵子、その夫・辰雄に伊丹十三、そして分家の次女・幸子に佐久間良子、その夫・貞之助に石坂浩二、三女・雪子に吉永小百合、四女・妙子に古手川祐子という日本映画界最高の演技陣、又雪子の見合いの相手に細川俊之、小坂一也、そして映画初出演の江本孟紀と話題も多い。
【ストーリー】
雪子の縁談がまたひとつ壊れた。
芦屋の分家に居ついてしまった妹の雪子に、何とか早くいい結婚をと、姉の幸子は愛情をもって世話を続けていたが、相手方の家系に問題があったり、また相手が乗り気なのに、雪子が曖昧な返事をくり返したりで、なかなかまとまらなかった。然し、当の雪子はさっぱりしたもので、気楽で居心地のいい芦屋の家で、幸子の一粒種の悦子を相手にしながら「結婚は姉ちゃんに任せるわ、」と、のんびりとお嬢さん生活を楽しんでいた。
こういう雪子とは対照的に、末っ子の妙子は、父親の亡くなった後に成人したせいか、格式を重んじる船場の影響を受けることもなく、考え方・生活態度がおしなべて洋風で、本家の長姉・鶴子もハラハラするほどの行動的で、5年前には同じ船場の貴金属商・奥畑家の息子・啓ぼんと駈落ち騒ぎまで起したことがあった。
【出演者】
佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、石坂浩二、岸恵子、伊丹十三、細川俊之、小坂一也、江本孟紀
【スタッフ】
製作 田中友幸、市川崑
監督 市川崑
原作 谷崎潤一郎(新潮文庫刊)
企画 馬場和夫
脚本 市川崑、日高真也
c1983 東宝
心優しい人々が肩を寄せ合って暮らす東京・上宿商店街。時が穏やかに過ぎてゆく中一人の男が帰ってきた。街がざわめきたち、やがて切ない愛のセレナーデが流れはじめる・・・(本編 86 分)
この映画の大きな話題は、日本映画界の至宝山田洋次監督の素晴らしい才能と、"男"を代表する高倉健の素晴らしい素質の出会いであり、他に倍賞千恵子と映画初出演の武田鉄矢(海援隊)
夕映えの港町に流れついた渡り鳥がギターを背に、胸のすくような鉄拳の嵐を捲起す痛快アクション篇である。監督は"南国土佐を後にして"で快調な演出を見せた斉藤武市がメガホンを握り、マイト・ガイ・アキラの新しい魅力を西部劇調で綴る超娯楽大作である。
これは、「執炎」「夜明けのうた」に続いて、浅丘ルリ子、蔵原惟繕監督のコンビ
が文壇の鬼才三島由紀夫の原作により描き出す現代女性のもつ愛への心理の葛藤と、
その異常な断面を独特な演技展開とカメラワークで抉った新・女性映画の異色篇。
現代人の愛と生活を鋭く描破する大映超豪華大作
近代日本の抒情小説の最高峰といわれる川端康成原作の「雪国」は、発表以来二十年間、数々の名匠巨匠が映画化を希望し乍らも、シナリオ化の難しさと"雪"を背景とするロケーションのスケールの大きさの為、これまで実現しなかった。
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