ジャンル別番組一覧

時代劇「忠臣蔵 決断の時」メインビジュアル時代劇「忠臣蔵 決断の時」メインビジュアル

第7話

第7話

早野勘平は、何とかして仇討ちに加わりたいと願っていたが、大野九郎兵衛の息子定九郎の奸計に落ち、絶望の中で死んでいった。加古川本蔵の妻、戸無瀬は娘の小浪を伴い、山科に住む内蔵助を訪ねて重ねて説得し、嫁入りさせる為の旅をして来た。応対に出たのは、りくであった。主税への哀れな程の小浪の慕情を切々と訴え、結婚を許してくれと懇願する戸無瀬だったが、りくはがんとして首をたてに振らず、ついにその場を立って行ってしまった。力を落した母娘は、山中の社で互いに刺し違えて死のうとした。そこへ現われて二人を止めたのは、旅の虚無僧である。心配して密かについて来ていた加古川本蔵であった。本蔵は内蔵助の命を狙う刺客のふりをして主税たちと立ち合い、ついには主税の刺しつけた槍の穂先をむんずと掴み、おのれの腹に突き立てて、「加古川本蔵の首、進上申す故大石殿、なにとぞ娘小浪の願いを」と訴えて、息を引き取った。武士とは辛いもの——と本蔵の気持ちを思いやった内蔵助は、戸無瀬と小浪を呼び寄せ主税はいずれ死ぬ身だが、それでもよければ、と形ばかりの祝言を挙げてやる。内蔵助は、ここで改めて安兵衛らに、京円山、安養寺塔頭坊に同士一同を集めるように命じるのだった。「ではついに、太夫は江戸へ……東へ下られますのか」「下らずしては、かの年寄りの首は討てまい」別れの言葉を切り出す内蔵助に、りくは丁寧にお辞儀をした。「ご武運を……ご武運をお祈り致します」内蔵助は答える——子供たちの事、頼んだぞ。次の日、山中を走る主税の姿があった。母上!と呼ぶと、遠く杣道を歩いていた旅姿のりく、そして幼い弟妹たちが足を止め、静かに頭を下げるのだった。そして内蔵助は、京円山に同士一同を集め、血盟の儀を取り行って再度の結束を固めた後、勇躍、江戸に向かって旅立つのであった。

放送ラインアップ

お知らせ

無料ドラマ・映画一覧へ戻る

ページTOP

視聴方法