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第8話 慰め合うしょんぼり同志

第8話 慰め合うしょんぼり同志
第8話 慰め合うしょんぼり同志


三(二階堂千寿)が、パチンコ屋の店先きで、落ちている玉を拾って持ち帰るくせは、一向に直らなかった。集子(水前寺清子)が叱ると、三は自分から押し入れに閉じこもった。集子は、家中から、厳しすぎると批判されたが、三のために、心を鬼にして叱りつづけた。もちろん、おにぎりの差し入れも忘れなかった。

中(沢田雅美)は、パチンコ屋の才男(ハナ肇)から、三が芸者たちのおまじないを立ち聞きしていたと知り欣太郎(二代目尾上松緑)と郁子(葦原邦子)のパリ行きを足止めするための玉拾いだったと、理解した。中の話を聞いた家族は、三のいじらしさに同情し、集子を冷酷な姉だと白い眼でにらんだ。
その日、思いがけなく、欣太郎の妹の静枝(香川京子)が、パリからやってきた。こうして、すっかりパリが身近になった世渡家の人たちは喜んだが、静枝には目的があった。板前の徳友(佐野浅夫)の亡妻の法要に出席するためで、徳友との再婚も考えているようすだった。

一方、八奈見家では、前世(山岡久乃)が風邪で寝込み、各一(萩島真一)が看病に追われたが、男の身ゆえ、かゆいところに手が届くようにはいかず、前世はその不満を郷子(佐良直美)や秋(馬場のぼる)に訴えた。

その夕、集子は公園の片隅で半ベソをかいていた。そこへ、やはり家族に尽くしながら報われなかった各一が、しょんぼりやってきた。ふたりは、明日はきっといいことがあるさ、と慰めあうのだった。・・・・。




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