
東京・神楽坂の串料理のしにせ“世渡”の主人・欣太郎(二代目尾上松緑)が、ある日、パリに支店を出すと言い出した。ロマンチストでパリに憧れている妻の郁子(葦原邦子)も大乗り気だ。
ところが、この話を耳にはさんだ長女の集子(水前寺清子)は、とんでもないと猛反対。勝手にそんな話を決めて、一体留守はどうなるのか。兄の政二郎(井上順)と自分はいいが、中(沢田雅美)は大学生、番(佐藤佑介)は高校生、三(二階堂千寿)はまだねんねの五歳ではないか。
第一フランス語もできないのんびり屋のおっとり夫婦がパリへ出かけてどうするのか…。集子は今度ばかりはカッカしていた。
【終】第53話 郷子の結婚式!秋と前世は事件現場に
明日の郷子(佐良直美)の結婚式を祝って、八奈見家の夕飯には心がこめられた。だが、刑事の父秋(馬場のぼる)は悪質脱走犯のビル籠城という事件にぶつかり、帰宅できそうもなかった。一方、パリから父欣太郎(二代目尾上松緑)を迎えた世渡家は、
第52話 引出物で譲らぬ母親たち
郷子(佐良直美)と政二郎(井上順)の結婚式の引出物のことで、前世(山岡久乃)と郁子(葦原邦子)が知恵をしぼりあったが、それぞれの好みに執着して結論ができない。またまた喧嘩をされては大変と、集子(水前寺清子)はハラハラ。
第51話 郷子の結婚準備も着々と?
来年四月、桜の季節にベイビー誕生!八奈見家は湧いた。当の 集子(水前寺清子)はテレるばかり。早速、各一(荻島真一)は赤ちゃんの費用を気にしはじめた。集子と各一のそんな会話に、夫婦らしさがただよい、二人はすっかり落ち着きをみせていた
第50話 たぶん…だって…!?
母たちのことで各一(荻島真一)といい争った集子(水前寺清子)は、各一と一緒に家路に着く気にもなれず、公園のブランコでしょんぼり泣いていた。
第49話 共稼ぎ問題で状況険悪
中(沢田雅美)と亀(林与一)のハネムーン休暇もあとわずかになった。亀は中に兄の政二郎(井上順)の結婚式に出席できるよう東京に残ってはどうかと提案してくれた。
第48話 仲人が飲み過ぎて…
“世渡”の板前の山(岡本信人)は、かねて出張パチンコ店の店員知美(酒井靖乃)と恋仲だったが、今日結婚式を挙げることになった。