
【終】第53話
マーケット中に巻き起こった奇怪な事件は、乙美のノイローゼが原因とわかり、住人は胸をなでおろした。
マーケット中に巻き起こった奇怪な事件は、乙美のノイローゼが原因とわかり、住人は胸をなでおろした。
健二たちの前に怪しげな姿で現れたのは唯一の母・乙美だった。乙美は、結婚した唯一が口うるさく小言をいうため精神的に参ってしまい、知らないうちに奇怪な行動をとっていたのだ。
健二と名津の話を冗談半分に聞いていた愛は、健二がその年上の女・名津に燃やす恋慕が並々ならぬものであることを知って、健二を励ますのだった。
愛は元気との結婚話をすすめる前に、先に断った健二の親のところへあやまりに行かねばならなかった。
愛は、元気のプロポーズに対し、元気が嫌で断ったのではなかった。元気のどうでもいいようなプロポーズの仕方に反発しただけだった。
出版社の部長になった元気は、給料も上り、結婚への自信も持ちはじめた。プロポーズのチャンスをうかがっていた元気は、出勤する朝、「魚平」の前をそうじしていた愛に話しかけ、自分がデザイン部長になったことを報告した。
唯一と素子の結婚パーティーは、千円会費の質素なものながら、心あたたまる祝いの席となった。
唯一と素子がブドー酒で結婚を誓いあった夜、歌は、夫の松永がともだちを連れてくるというのでごちそうを作って待っていた。
元気に失恋した三都は、元気と同じ会社にいる気になれず、店員を募集していた「三三九」に就職した。
健二がケガをしたと連絡をうけた愛は、元気とともに河岸へ走った。健二のケガは、軽いネンザだったが、健二にとって、愛が元気といっしょに迎えにきたのがおもしろくなかった。
百子にしめ出され、途方に暮れる元気に同情した育は、元気を「魚平」に泊めてやることにした。
愛たちは、唯一と素子の両親を焼き鳥屋の「三三九」に呼び出すと、ふたりの成長の記録をスライドで見せながら、ふたりが子どものころから仲よしであったことなどのエピソードを盛り込んで訴えた。
暗礁に乗り上げた素子と唯一の結婚にひと役買って出た元気は、唯一と素子の結婚対策を、愛と育に相談した。その結果、マーケット中の若者が、団結協力してふたりを応援することになった。
乙美から唯一と素子の仲介を頼まれた歌と松永は、さっそく中央家を訪ねていったが、素子の両親から、素子も唯一を好きではないはずと、すげなく断られてしまった。
三都との仲をすっかり誤解された元気は、なんとか三都を遠ざけようとするが、気の優しい元気はそれができないでいた。
ある朝、八百屋の長男・元気がひとりで朝食の支度をしているところへ野菜を買いにきた電気屋の娘三都は、代わりに朝食を作り、元気のセーターのほころびを直してあげようとした。
四軒マーケットの住人はすがすがしい気持ちで元旦を迎えた。ところが、正月気分にうかれている最中、マーケットに空き巣が入って大騒ぎとなった。
大晦日。四軒マーケットは夜遅くまで忙しかった。「魚平」では、愛と歌がいつもと変わらず働いていたが、客足がひと段落すると、愛は歌をマンションに追い返した。
歌が松永と結婚したため愛は「魚平」に、ひとりで住むことになった。そんな愛をみて元気は自分の家の二階に下宿させようと思うが、気の弱さから強引に出られないでいた。
歌と松永の結婚式の日がやってきた。愛と育がそれぞれの親代わりとなって付き添ったが、式場の係員は愛を花嫁と勘違いしたりしてテンテコマイ。
歌と松永の結婚式の前日、歌は松永と二人で住むマンションへの引越しに忙しかった。愛は、歌と松永のため、しばらくはふたりだけの暮らしをさせてやろうと思い、自分ひとりで「魚平」に残ることになった。
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