
7月29日
「日経平均は9月高値をあっさりと更新」
熊本、大分で発生した地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
鈴木一之です。熊本地震も震源地に近い被災地ではほとんど復興が進んでいないまま、今度は鳥取県で大きな地震が発生してしまいました。被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
異常気象が常態化したまま10月も終盤となりましたが、先週も季節外れの暑さが続きました。東京では住宅地の真ん中で停電が発生し、満員の通勤電車がふいにストップする事態がたびたび発生しています。ごく普通の日常生活を、ごく平凡に過ごせることがいかに貴重なことかという事実を痛感します。
先週の東京株式市場は、T0PIXが反発しました。あいかわらず9月以降は1週おきにプラスとマイナスが交互に繰り返される状況が続いています。方向感がないと言えばそれまでですが、それでも先週は東証1部の売買代金が2兆円を突破しており、少しずつですが変化の芽も見え隠れし始めています。
先に走り出したのは小型株です。東証マザーズ指数は春先の大相場がまだシコリとして残っているせいか本調子ではありませんが、それに対してジャスダックや東証2部あたりははっきりと上値志向が見えてきました。東証2部株指数は5週連続で上昇してします。
ジャスダックはともかく、東証2部市場は必ずしも「新興市場」とは言い切れないかもしれません。しかし日銀のETF購入に手足を縛られていない分だけでも自由な値動きが残されています。その東証2部が上値トライを続けています。
かつての大きな上昇相場は、ほとんどすべて小型株への物色から始まりました。小型株の企業収益は世の中や景気の動向に敏感に反応するだけに、株式マーケットの中でもとりわけ変化に対して素早く動きます。この分野に力が備わってきたということは、いずれ大型株全体にも動きが波及してくるものと期待が膨らみます。
先週の東証1部では、セクター別ではTOPIX-17業種のうち、13業種が値上がり、マイナス業種は4業種にとどまりました。
値上がりセクターの上位は、トップが「不動産」で第2位が「銀行」です。どちらも意外感のあるセクターです。
不動産株がなぜ今になって突如として買われているのか、明確な答えはすぐには思いつきません。「売り方の買い戻し」と言ってしまえばそれまでですが、ではなぜ売り方はこの時期に買い戻しに走っているのでしょうか。金利が上がり始めるのでしょうか。
それ以外の値上がりセクターには「鉄鋼・非鉄」、「建設・資材」、「機械」が登場しています。いずれもこのところさほど動いていなかった業種が並んでいます。
ブラジルやロシアなど、新興国を中心に世界同時株高が始まりつつあり、景気に敏感なセクターが好まれています。
今後、物色の矛先が他の業種に回るようであれば、東京市場に対する循環物色が始まったとして、その最初の動きが見られたということも可能です。いずれにしても相場のスタートは常に「売り方の買い戻し」から始まります。不動産株の行方は今週以降も注意する必要がありそうです。
反対に値下がりセクターには「医薬品」がワーストで、続いて「情報通信・サービスその他」、「食品」などのディフェンシブ的なセクターが登場しました。景気動向に敏感な輸出関連株が前面に出た週だったので、反対に内需株にはもたつきが見られました。
そして安川電機(6506)をトップバッターに、3月決算企業の第2四半期決算の発表が始まりました。安川電機は事前予想ほどの減益は回避されたために、株価は年初来高値を更新しました。円高が企業収益に与えるダメージが少なくなっているようにも感じられます。
米大統領選挙はテレビ討論会の予定をすべて終えて、いよいよ投票を残すのみとなりました。それに歩調を合わせて日経平均も上値志向を強め、9月の戻り高値を抜いてきました。
これまでに何度も腰砕けに終わっていますので、慎重にならざるを得ない気持ちも残っていますが、株式市場は徐々に変化し始めているようです。そのあたりのマーケットの変化を、引き続き追いかけてゆきたいと考えています。
名古屋セミナー、無事に終了しました。大勢の皆さまにお越しいただき、本当にありがとうございました。前日に宿泊したホテルは中国からの観光客の人々で変わることなく満杯でした。インバウンド需要は健在である、との認識をあらためて抱きました。
以上
金融ストラテジストの岡崎良介と、証券アナリストの鈴木一之が、毎週、株式市場や金融トピックスに精通したゲストを迎えて、投資未経験者から上級者まで、投資情報を必要としたあらゆる人たちを対象にマーケット情報をお送りします。
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