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2019年02月05日公開

楽しみたいのに寝てしまう!お酒を飲むと眠くなる原因と対策

楽しみたいのに寝てしまう!お酒を飲むと眠くなる原因と対策

年齢と共にお酒に弱くなってきて、お酒を飲むとすぐに睡魔を覚えるようになったという人は多いのではないでしょうか。せっかくの宴会も、お酒で眠くなってしまっては楽しめませんよね。この記事では、お酒で眠くなってしまうのを防ぎたい人に向けて、お酒を飲むと眠くなるメカニズムやできるだけ眠くならないようにする飲み方について解説します。

眠くなる理由の前に!飲んだお酒が排泄されるまでの流れ

なぜ眠くなるかを理解するには、飲んだお酒が排泄されるまでの代謝経路について知っておくと良いでしょう。お酒を飲むと、まず胃で20%が、小腸で残りの80%が吸収され、血液の循環によって全身にアルコールが行き渡ります。そして、体内のアルコールのほとんどが肝臓で分解されてアセトアルデヒドに変わり、アセテート(酢酸)に分解されるのです。アセテートは血液中から全身をめぐり、筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解されて排出されます。摂取されたアルコールのうち数%は、尿や汗などとして排泄されます。

眠くなるのはリラックスするから?お酒がもたらすメリット

お酒を飲むことにはメリットもあります。たとえば、お酒を飲むと、普段よりも陽気になったり、爽やかな気分になったりすることがありますよね。これはお酒がもたらすメリットの部分です。緊張がほぐれてリラックスできるということもあるでしょう。リラックスすることによって眠くなる人もいます。こういった状態になる原因は、血液によって脳に到達したアルコールが脳の網様体を麻痺させ、大脳皮質の活動を低下させるためです。理性をコントロールする大脳皮質の活動力が弱まると、普段は抑制されている本能や感情をつかさどる大脳辺縁系の活動が活発になります。

ただし、爽快な気分でいられるのは、体質にもよりますが、ビール中瓶1本程度、日本酒1合くらいまでです。このあたりまでの酒量であれば、判断力が少し鈍る程度で済みます。ビール中瓶2本、日本酒2合あたりから、理性が失われ始め、体温が上がって脈拍も早くなり、爽快なお酒からほろ酔いの状態へと変わってきます。酒量がこれ以上になると、酩酊状態の初期となり、メリットよりもデメリットのほうが目立ってくるでしょう。

眠くなる以外の弊害も!アルコールが原因

アルコールがもたらすデメリットですが、ほろ酔いから酩酊初期状態になってくると、陽気で楽しいお酒の域を超えてくる場合があります。アルコールによって大脳辺縁系が活発になると、良くも悪くも感情的になりやすくなるためです。最初は声や動作が普段より大きくなるだけで済んでも、そのうちに怒りっぽくなったり怒鳴ったりするケースもあります。また、立つとふらつくというように運動神経にも影響が出始めます。

酒量が、ビール中瓶4本以上、日本酒4合以上を超えるあたりから、本格的な酩酊状態となってくるでしょう。何度も同じことを話すなど、理性で会話をコントロールすることが難しくなってきます。脳への影響では、麻痺が大脳だけでなく小脳にも広がってきて、運動失調状態となり、いわゆる千鳥足といった酔っ払い特有の動きも見られるようになります。呼吸が早くなり、さらに吐き気を覚えたり嘔吐したりと気分が悪くなってくることもも増えるでしょう。

さらにこのままお酒を飲み続けると、きちんと立てない、話していることが支離滅裂になる、意識がはっきりしないといった泥酔状態になります。記憶の中枢をつかさどる海馬も麻痺してくるため、今自分が行っていることや目の前で起きていることを記憶できなくなるという弊害が出てくるでしょう。お酒の席で自分が言ったことなどを翌日まったく覚えていなかったという経験がある人もいるかもしれませんが、それはこのような脳への影響によるものです。

年齢を重ねるごとに弱くなっていく!

若い時にはお酒に強かったのに、年齢を重ねるごとに少しのお酒でも酔いを感じたり眠くなったりするようになったと感じている人は多いのではないでしょうか。また、加齢によって翌日にお酒が残りやすくなり、二日酔いの症状がひどくなってきたという場合もあるでしょう。実は、これは自然なことです。原因は2つあります。まずは、肝臓機能の低下です。お酒を飲んで眠くなるのは、体内のアルコール分解速度が遅く、アセトアルデヒドが蓄積している時間が長いためです。年齢を重ねると肝臓機能の処理能力が落ちていくため、アルコール分解速度はさらに遅くなります。つまり、同じ酒量でも、若いころと比べると分解速度が遅くなっているため、眠くなりやすく、さらに翌日にも酒が残りやすくなるのです。

もうひとつの理由は、加齢によって加齢で体内の水分量が低下するためです。人間の体内の水分量は赤ちゃんのときがもっとも多く80%ほどもありますが、それから徐々に低下していき、高齢者になると約50%にまで低下します。アルコール分解には大量の水分を使います。そのため、体内の水分量が低下すると、血中アルコール濃度が高くなりやすいのです。主にこの2つの理由から、年齢を重ねるごとにお酒に弱くなり、眠くなりやすくなると考えられています。加齢は誰にでも起きることですので、若いころ酒豪で通っていたからといって年齢を考えずに飲み過ぎると、悪酔いをして思わぬ失態を犯してしまうこともあり得ます。

強くはならない?眠くならないお酒の飲み方

体内に摂取されたアルコールは、肝臓で分解されてアセトアルデヒドになります。このときに分解する酵素が弱いと、アルコール分解の速度が遅く眠くなったりすぐに酔ったりしやすくなります。若い時から、お酒を飲むとすぐに酔ったり、頭が痛くなったり、顔が赤くなったりする人がいますよね。このようにお酒に弱い人は、もともとアセトアルデヒド分解酵素が弱く、お酒が体内に溜まりやすい人です。アセトアルデヒド分解酵素の強さは遺伝によります。そのため、生来お酒に弱い人が、たくさん宴会に参加したからといって強くなることは基本的にはあり得ません。

お酒に弱い人が、お酒を飲んで眠くならないようにするには、水と一緒にお酒を飲むようにしましょう。そうすることで、体内の血中アルコール濃度の急上昇を防ぎやすくなります。お酒は水分補給にはならず、むしろ逆に水分を使う行為だということを念頭に置いておきましょう。また、お酒を急ピッチで飲まないことです。できるだけ、ゆっくり飲んで酒量が多くならないように気を付けましょう。また、空腹時は飲まない、お酒を飲む前にきちんと食べておくなどの工夫も必要です。

眠くなっても寝酒はしない方が良い理由

よく眠れるようにと、寝る前の寝酒を習慣にしている人もいるのではないでしょうか。たしかに、お酒を飲むと、飲み始めのリラックス効果で寝つきが良くなる場合があります。しかし、質の高い睡眠のためには、寝酒は逆効果です。理由は、体内のアルコールが分解されるまでは時間がかかり、寝ている間も代謝を続けているためです。これにより、眠りが浅くなり、眠りの後半で起きてしまったり夢をみることが多くなったりと熟睡感がなくなります。

また、アルコールは利尿作用もあります。そのため、トイレに行きたくなったり、トイレが近くなったりと、中途覚醒の原因にもなってしまうのです。さらに寝酒が習慣化すると、寝酒なしでは眠れなくなるなど、依存しやすくなります。効果も弱まってくるため、眠るために必要な酒量が増えたり、強いお酒が必要になったりすることも想定されます。依存が進むと、次の日に二日酔いになる、仕事に支障が出るなど、日常生活への影響も懸念されますので、寝酒は習慣にしないようにしましょう。

まとめ

お酒を飲むと眠くなってしまう人は、酒量を減らしたり水と一緒に飲んだりするなどの工夫をして、血中アルコール濃度が高くならない工夫をすることが大切です。また、誰でも加齢と共にお酒が弱くなってきます。健康に楽しくお酒と付き合っていくには、年齢に応じて酒量を減らしていくことも大切です。



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