#12 フランクフルト~パリ

今回の車窓はケルンからフランクフルトへ至る、およそ400km、約4時間の旅でした。
フランクフルトからパリへの車窓は、ドイツから穀倉風景の広がるフランスへと進むにつ れ、1番最初にTGVでパリからリヨンまで向かった時の風景が思い出されました。
今回初めて周ったルートですが、フランスの風景を懐かしく感じる事が出来る車窓でした。
また、終盤で他の車輛と並走するのは今回のシリーズ初の出来事だったのですが、狙いではなく偶然の産物だったんです。他の電車が良い具合に併走してきたので、撮影しながら良い締めくくりになったな~と思わず笑みがこぼれてしまいました。

電車の話し

今回のシリーズで一番気に行った車輛なんですが、迷いなくジェノヴァからフィレンツェへ向かった時に乗車したフレッチャビアンカです。
車体や内装もそうなんですが、特に窓ガラスがキレイだったのは撮影する側として助かりました。

ルートの話し

今回のシリーズで一番気に行ったルートは、ヴェローナ~インスブルック間です。
すべて右側の車窓で番組を作るプランだったので右側の車窓に注視していましたが、時折左側に目をやると右側とはまた違う光景が広がっていたので今度はプライベートで乗る機会があれば左右バランスよく眺めたいなと思いました。

車窓シリーズの話し

一体どんな画が撮れるのか?どんな撮影になるのか?などなど不安な点もいくつかありましたが、実際に目の前に広がる日本とは違った風景に圧倒されっぱなしでことあるごとに「うわ~!」「スゴイ!」など感嘆の息を漏らしてしまいました。

そもそも目の前に広がる風景というのが、今まで自分の知らない日本から遠く離れたところで、当たり前のように日々紡がれている日常の一部を垣間見ているんだということ、また、その中で街や電車でスレ違う人との確率とはどんなものか・・・など モニョモニョ考えてしまうことがあったので今回の番組の"使いどころ"というのは、自分が日本で知覚できなかった息吹が感じられるようなシーンを多く使いVTRを構成しました。

視聴者の方でヨーロッパへ行ったことがある方には「懐かしいなぁ」まだ行ったことが無い方には「行ってみたいななぁ」と思っていただけるような内容になっていれば幸いです。

今回の12本のシリーズにお付き合い頂きましてありがとうございました。