#1 パリ~リヨン

今回の車窓はパリ~リヨン、約500km、4時間の旅でした。
フランスの首都パリを出発すると広がるのどかな風景をへて、ブルゴーニュの中心都市 ディジョンの街並み、ソーヌ川、ローヌ川を越えて到着するフランス第2の都リヨンへの車窓の印象は穏やかな気持ちにさせてくれる豊かな車窓でした。

■車窓の旅出発は・・・・パリ・リヨン駅
フランス南部の玄関口"パリ・リヨン駅"は1849年8月12日に開業。
来年165周年を迎える歴史ある駅です。
プラットホームは青 (bleu) と黄 (jaune) に分けられていて、
「青」ホームはA、C、D、E、G、H、I、J、K、L、M、Nの12線。
「黄」ホームは5、7、9、11、13、15、17、19、21、23番線の10線有ります。

駅舎の1階にはベルエポック調の装飾であり、映画「ニキータ」にも登場したレストラン「ル・トラン・ブルー(Le Train Bleu)」があります。ここの名物料理は1901年のオープン以来のメニューという「ババ・オ・ラム」(ラム酒の風味のシフォンケーキにラム酒をかけて食べるデザート)。

店名の由来はパリ~イタリアのヴァンティミリア間を走っていた高級夜行列車を称えてつけた名前との事。常連客の中には、ジャン・ギャバン、ブリジット・バルドーといった映画スター、ジャン・コクトー、ダリらの芸術家、そしてココ・シャネルもいたそうです。残念ながら私たちは「ル・トラン・ブルー」の料理を味わう事無く、パリ・リヨン駅を後にしましたが、訪れた際にはぜひ!

■ディジョン駅(乗り換え駅)
パリからTGVでおよそ1時間40分。今回の車窓では、ここでTERに乗り換えました。ディジョンはブルゴーニュを代表する町でマスタードの本場。美食の街として知られているんですが、ここでの滞在は2時間あまり・・・・。
駅に隣接したカフェで次の撮影の確認などを行って電車の到着を待っていました。

ちなみに、駅前の通り(マレアル・フォッシュ通り)をまっすぐ行くとある広場(ダルシー広場)前に観光局があり日本語のガイドブックが購入できるそうです。

街のシンボルは「ふくろう」。主な観光名所には足元のフクロウの案内に沿っていけば迷うことなく、ディジョンの名所を周れるとか。

ディジョンの名物といえば先ほども触れた「ディジョン・マスタード」と「クレーム・ド・カシス」。クレーム・ド・カシスは、カシスのリキュールで、シャンパンで割れば「キール・ロワイヤル」ソーダで割れば「カシス・ソーダ」になります。

■今回の車窓の終着駅は・・・パール・デュウ駅(リヨン)
ディジョンから約2時間半かけて到着したのが、フランス第2の都リヨン。
ちなみにリヨンは横浜市と姉妹都市になっているそうです。

ここリヨンも「美食の街」として有名なんですが、それ以外にも「金融の街」「絹の街」などフランスの中核を担う大事な都市なんです。

また、リヨン市内のフルヴィエールの丘、ヴィユ・リヨン、クロワ・ルースの丘、プレスキル地区など多くの世界文化遺産のある街として、見どころの多い街でもあります。

電車の話し

■TGV
今回の車窓は南東線417km。TGVDuplex(テージェーベー・ヂュプレ)のダブルデッカー車に乗車。日本ではあまり見られなくなった食堂車があるためか、ほんのり良いにおいがしました。フランス国鉄が運行する高速鉄道で営業最高速度は320kmです。名前の由来はフランス語「Train à Grande Vitesse」の頭文字を取った略称なんです。

■TER
ディジョンからの車窓は在来線にあたるTER。スタッフの印象ですが、思っていたよりも速く、TGVの2階からの車窓に目がなれていたのか、「TGVとは眺めが違うな~」と思ったそうです。