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BS12 トゥエルビ放送番組審議会

第45回BS12 トゥエルビ放送番組審議会 議事概要

開催にあたって: 今回は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」に伴い書面審議とし、資料・審議番組DVDを各委員に送付し、レポートで意見・質問をいただいた。
     
開催日時 2020年7月31日(金) (書面審議開催として)
     
委員: 総数9名
委員長 石田 寛人(金沢学院大学 名誉学長)
副委員長 勝島 敏明(公認会計士・税理士)
委員 山下 東子(大東文化大学 教授)
委員 菅谷  実(慶應義塾大学 名誉教授)
委員 古濱 洋治(元郵政省通信総合研究所 所長)
委員 伊藤 佳子(プロゴルファー)
委員 坂田 康太郎(株式会社CAP代表取締役社長/音楽プロデューサー)
委員 臼田 誠次郎(元日本工営株式会社 代表取締役副社長)
委員 小林 千寿(日本棋院 棋士)
     
放送事業者側
代表取締役社長:須磨 直樹
編成・営業本部長:目黒 芳則
管理本部長:中林 裕士
編成部長:清水 友明
人事総務部長(事務局):園田 誠
情報技術統括(事務局):尾上 一也
人事総務部(事務局):三田村 直紀
     
議事概要
須磨社長ご挨拶(事業概要について)
     
議題1 2020年7月以降の番組編成内容について
「プログラムガイド(2020年7・8・9月)」に基づき、2020年7月以降の番組編成内容について説明があった。これに対して、委員から質問とコメントが出された。質問に対しては、事業者側が回答し、コメントについては、適宜、今後の番組編成に活かしていくこととした。
     
議題2 審議番組 「人間の履歴書 ―歯が語る 生きた証―」について
審議番組について、ダイジェスト版を視聴後、レポートをお送りいただいた。委員からの主なコメントは次の通りである。

●素晴らしい着眼点と疑問提示の番組だったという印象。番組内での、「まだ、何も出来ていない」という言葉が痛烈に心に残った。
●久々に、硬派なドキュメンタリーとして興味深く拝見した。視聴された方の多くが、ご遺体の身元確認にとっての歯科治療痕の重要性を改めて認識されたと思う。
●災害時の身元不明者の身元判定率をどのように向上させるかという重いテーマであったが、このドキュメンタリーの主人公である千葉大学の法医学者と、JUMPという団体の活動を中心に、感動的にも描かれた、訴求力の強い番組であった。
●歯科データの標準化、デジタル化が遅れている日本の現状をJUMPの活動を通して紹介している。JUMPが目指している方策がすでにタイでは、現場レベルで導入され稼働しているという場面で、視察に行ったJUMPのメンバーが大いに刺激を受けた場面も感動的であった。その後のJUMPの活動と、身元確認システムの国際標準化に向けた活動を紹介する続編にも期待したい。
●こういった番組は制作に時間や費用がかかり大変だとは思うが、非常に価値があると思う。歯科法医学者の活動、JUMPの活動、タイの国としての取り組みなどを通じて日本の大規模災害時の身元確認システムの問題点がわかったが、前知識の無いものにとってはそこまで日本のシステムが機能していない事すら残念ながら知らなかった。問題がある事、今後どうするべきなのか、をインタビューでの言葉以外でも図解で説明するとか、なんらかの方法で見る側の理解を助ける手法があると良いと感じた。
●コロナ渦のもと、日本の様々な問題が浮き彫りになっている昨今、このような番組でこれからも問題提起をしていただきたいと思う。
●刑事ドラマ等で、「歯」が本人確認の重要な決め手の一つになるということは知っていたが、歯の治療履歴が統一されてしっかりとした記録に残っていない中で、膨大な数の判別をしなくてはならないことは、尋常ではとても出来ることではないように思う。しかもそれを担当する歯科法医学者が日本でわずか20人位しかいないということも驚きである。大災害を考えると寒気がする思いである。日本ではそうした極限状況での一人一人の努力が美談として語られることが多いが、災害の多い地理的条件の中にある国として、そういう状況に追い込まれないように、例えば防災担当省庁等を設置して準備しておくことがとても大事であり、そういう意味でも問題提起の良い番組だと思う。
●大規模災害における身元確認システムの確立は大変重要な課題であることが良く分かり、大変意欲的な興味深い内容であった。将来の大規模災害を見据えると、様々な情報や歯科所見のデジタル化及びその共有化の仕組みの構築は、喫緊の課題であると言えよう。多くの人々の目に届くようにキャンペーンをする必要のある番組であると思う。
●歯による身元確認などは有効な手段であることは漠然と認識していたが、実際にどのように行われているかなどについてはあまり知識がなかったが、この番組を見て、大変参考になった。使命感を持って日本における身元確認手法や記録の仕方などを世界的な水準に近づけようとしている姿、あるいは後輩への指導等、良く描かれていると感じた。
●コロナ禍、洪水、地震多発の今、非常に心に訴える内容であった。ドキュメンタリーとして観ているうちに、今までの経験を活かし、もっと前向きに身元不詳者が分かるシステムを作れないのか、作ろうとしていないのか、大きな疑問を持った。現在の人口知能を使えば、この膨大になるはずの資料も、難しくない時代だと思う。
●歯が災害時における御遺体の身元確認に極めて重要な役割を果たすこと、その活用に多くの女性の専門家、研究者が活躍していることが丁寧に説明されており、そのことは高く評価できる。数多くの現場に入り、各種の専門家の方々にインタビューを重ねて歯科所見の活用の実態に迫っているところもすばらしい。

以上

放送番組審議会議事録

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